研究参加者の記事
「川崎市における高齢者の健康と暮らし方に関する学術調査」にご参加をいただいた方へのお知らせ
このたび慶應義塾大学医学部百寿総合研究センターでは、1) 頭部MRIの解析方法とそのための共同研究機関の追加、2) レジリエンス研究のために日本国の共同研究機関の追加、3)高齢者集団の表現型と遺伝多型と相関解析をgenome wide association study (GWAS)法を用いて行ったGWAS統計量を長寿研究の発展のために公共データベースに公開、4) タンパク質マイクロアレイによる自己抗体解析 5) 1細胞RNA発現解析及びゲノム解析を含む高度なオミクス解析、をさせていただきます。さらに、江崎グリコ株式会社との共同研究を行い、エピゲノム解析、メチル化解析と関連する運動習慣、生活習慣について解析を、ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社メディカル カンパニーとの共同研究を行い、疾患情報に基づいたフレイル高齢者のスクリーニング方法の開発を、広島大学大学院医系科学研究科小児科学との共同研究によりインターフェロンαに対する自己抗体の測定を行い、The Rockefeller University Jean-Laurent Casanovaとの共同研究により解析した測定結果を他施設との比較研究をさせていただきます。また、健康長寿社会の実現を目指した大規模認知症コホート研究における東京都荒川区における認知症コホート研究(承認番号20160214)で得られた頭部MRIデータの構造学的特徴を比較解析させていただきます。また、これら、本研究で得られた知見を高齢者の健康の延伸に資する健康サービスの開発等の事業化に利用させていただきます。
本共同研究の実施に伴う研究参加者の皆様への新たなご負担は一切ありません。
詳しくは添付の文書をご覧いただき、参加を希望されない場合にはその旨をお申し出ください。