メインビジュアル

慶應義塾大学医学部 百寿総合研究センター公式ページ

〒160-0016 東京都新宿区信濃町35

お問い合わせ03-3353-1211(代表)

MENU

国内共同研究

健康長寿研究
(SONIC:Septuagenarians, Octogenarians, Nonagenarians Investigation with Centenarians)

SONICは、①加齢に伴う心身の変化を明らかにすること、②健康に長生きする方にはどのような特徴があるのか、という2つの疑問を明らかにするために平成22年(2010年)に開始した調査です。加齢による変化を明らかにするためには、長期間にわたってその人を追跡する必要があります。そこでわたしたちは、70歳、80歳、90歳の方々を3年ごとに調査させていただく縦断研究調査と、より高齢である100歳の方々を対象にした調査を並行して実施しています。

この研究プロジェクトは平成22年(2010年)に兵庫県(伊丹市、朝来市)、東京都(板橋区、西多摩地区:檜原村、奥多摩町、日の出町、青梅市)の7市町村をフィールドとして開始し、現在も継続中です。私たちはこの調査研究を70歳(Septuagenarian)、80歳(Octogenarian)、90歳(Nonagenarian)の調査を100歳(Centenarian)の人達の調査と並行して行う(Investigation with)ことから、「SONIC」と呼んでいます。これまで、累計で約3000名の方々が調査に参加してくださいました。

SONICには、慶應義塾大学医学部百寿総合研究センターをはじめ、大阪大学医学部、歯学部、人間科学部、東京都健康長寿医療センター研究所、慶應義塾大学理工学部、神戸大学など多くの機関の研究者が参加し、生物学、医学、歯学、看護学、栄養学、心理学、社会学という多方面から研究を進めています。

EKID(エーザイ・慶應義塾大学 認知症イノベーションラボ Eisai-Keio Innovation Laboratory for Dementia)設立および共同研究の開始について

2018年度より当センターでは、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)による医療研究開発革新基盤創生事業(CiCLE)に基づき、エーザイ株式会社と慶應義塾大学との共同で設立した、産医連携拠点「エーザイ・慶應義塾大学 認知症イノベーションラボ(EKID)」(所在:同大学 信濃町キャンパス内)において、超百寿者研究・TOOTH(85歳以上の高齢者)高齢者研究の研究参加者の皆様よりご提供いただいた試料・情報を対象として、同意いただいた範囲内で共同研究を開始いたしました。

認知症の低リスク群としての意義が確立されている百寿者と、TOOTH高齢者研究の6年間にわたる経時的な臨床試料、認知機能データを使用することで、認知症についての研究を行っています。

English
English