塾内共同研究者のご紹介
百寿総合研究センター 元 特別招聘教授
広瀬信義
(Hirose Nobuyoshi)
20年来百寿者調査、超百寿者調査を行い、健康長寿の秘訣を明らかにすることが目的です。老化がなぜ起こるのかについて何か手がかりがみつかればよいと思っています。元々高齢者の方がどのように生きてきたかについて知りたいと思っていましたので、これからもエピソードを収集して発表したいと思います。若い共同研究者の研究を手助けすること(調査だけでなく、共同研究の推進)を行いたいと思っています。
- 老年医学、脂質代謝
- 日本老年医学会認定医・専門医・指導医
慶應義塾大学医学部神経内科学教室・助教
西本祥仁
(Nishimoto Yoshinori)
認知症や運動障害など脳神経に関する評価と解析を担当しています。年を取るにつれてリスクが増していく病気を患うことなく、健康に生活されておられる健康長寿者の方々のご協力を得ながら、「何が原因で病気になるのか」という視点から「何が疾患から守り続けてくれているのか」という視点で、新たな治療法の開発を目指しております。
- 神経変性疾患の臨床神経学、分子生物学的解析
- 日本内科学会 認定医・総合内科専門医・指導医
- 日本神経学会 専門医・指導医
- 日本認知症学会 専門医・指導医
- 日本脳卒中学会 専門医
- 厚生労働省認定 臨床研修指導医
- 日本医師会 認定産業医
- 難病指定医(神経内科)
- 身体障害者福祉法第15条指定医(肢体不自由・平衡機能障害・音声/言語機能障害・そしゃく機能障害)
慶應義塾大学医学部精神・神経科学教室・助教
新村秀人
(Niimura Hidehito)
百寿者・長高齢者における、認知症・うつを含めた心の問題について、①ご本人の主観的な思いと ②客観的な心身の機能、そして ③家族・地域・行政の社会的な環境の観点から考えていきたいと思います。
- 老年精神医学、社会精神医学
慶應義塾大学医学部精神・神経科学教室・研究員(心理士)
江口洋子
(Eguchi Yoko)
百寿者の皆様の高次脳機能とActivities of Daily Living(日常生活動作)の研究に取り組んでおります。ご本人と支える周囲の方、どちらも満足して生活するための工夫や知恵を得るために、誠心誠意、研究に取り組みたいと思っております。
- 臨床神経心理学
慶應義塾大学スポーツ医学研究センター・大学院健康マネジメント研究科准教授
小熊祐子
(Oguma Yuko)
スポーツや運動だけでなく体を動かすこと(身体活動)全般と健康長寿に焦点を当てた取り組みを行っています。身体活動不足は世界的に重要な課題です。百寿者研究、超高齢者研究から得られた成果を、今後より多くの次の世代の方々に発信していけるよう、尽力していきたいと思っています。
- スポーツ医学、運動疫学
慶應義塾大学理工学部外国語・総合教育教室・教授
高山緑
(Takayama Midori)
高齢期のwell-being(幸福感)の研究に取り組んでいます。健康状態に関わらず、誰もが地域で尊厳とwell-beingを感じて生活できる社会を創出することに、心理・社会学的視点から貢献していきたいと思っています。
- 老年心理学、生涯発達心理学
慶應義塾大学薬学部医薬品開発規制科学・教授
漆原尚巳
(Urushihara Hisashi)
有効な医薬品をできるだけ早く患者さんの下へ届け、そして安全・効果的に使うための様々な研究を、疫学手法及び社会学的手法に基づき行っています。
- 薬剤疫学、レギュラトリーサイエンス、患者アウトカム
慶應義塾大学医学部予防医療センター・助教
高山美智代
(Takayama Michiyo)
世界一の長寿国日本には”健康長寿”のお手本となるような高齢者が多くいらっしゃいます。研究を通じてそのような方々に関わることができ、貴重な経験となっています。百寿者研究・超高齢者研究から長寿社会に役立つ新知見が見いだせるよう、微力ながら励みたいと思います。
- 老年医学、予防医学